「資料」と「試料」と「史料」の違い

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「資料」とは

広辞苑によると

①もとになる材料。特に、研究・判断などの基礎とする材料。「資料収集」「参考資料」等

②試行②の結果。または結果を数量で表したもの。

広辞苑 第五版 株式会社岩波書店

→「参考資料」にもあるように、研究や判断のもとになる材料。

「試料」とは

広辞苑によると

試験・検査・分析などに供する物質や生物。生物の場合には検体と呼ぶこともある。

広辞苑 第五版 株式会社岩波書店

→試験・検査・分析などに用いるサンプル、見本、献体。

「史料」とは

広辞苑によると

歴史の研究または編纂に必要な文献・遺物。文書・日記・記録・金石文・伝承・建築・絵画・彫刻など。文字に書かれたものを「史料」、それ以外を広く含めて「資料」と表記することもある。

→編纂とは、諸種の材料を集め、またはそれに手を加え、書籍の内容をつくりあげること。編集。

広辞苑 第五版 株式会社岩波書店

→歴史に関与する研究や編集の材料のこと。

「資料」と「試料」と「史料」の違い

資料とは、研究・判断などの基となる材料。

試料とは、試験・検査・分析などの材料。見本、サンプル、献体。

史料とは、歴史の研究や編集に必要な材料。

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